2022年1月12日
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和漢医薬学会 2022年度(令和4年度)の各賞の応募の受付を開始します はコメントを受け付けていません

和漢医薬学会 2022年度(令和4年度)の各賞の応募の受付を開始します

本会会員の方を対象としました学会賞、学術貢献賞ならびに学会奨励賞の応募の受付を開始します。

各賞の規定、応募書類については、こちらよりご確認くださいますようお願いいたします。
学術貢献賞、学会奨励賞については、自薦も受付けます。

・応募の期限:2022年3月31日(木)必着

・書類の提出先:

〒930-0194 富山市杉谷2630番地 富山大学和漢医薬学総合研究所内
一般社団法人和漢医薬学会事務局 「受賞者選考委員会」宛
「賞の応募書類 在中」としてお送りください。

※歴代の受賞者については、本会ホームページ「学術大会・受賞者」の「歴代受賞者」にてご確認いただけます。

※ご不明な点がございましたら学会事務局(info@wakan-iyaku.gr.jp)までお問い合わせください。

多数のご応募をお待ちしています。
よろしくお願いいたします。

2021年11月24日
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日本医療研究開発機構(AMED)より公募のお知らせ はコメントを受け付けていません

日本医療研究開発機構(AMED)より公募のお知らせ

日本医療研究開発機構(AMED)よりの公募のお知らせです。

・令和 4 年度「『統合医療』に係る医療の質向上・科学的根拠収集研究事業」に係る公募

・公募期間:令和3年 11 月 19 日~令和3年 12 月 24 日正午

・詳細は下記の HP をご覧ください。

https://www.amed.go.jp/koubo/14/03/1403B_00021.html

2021年11月9日
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過去の学術大会の情報と受賞者一覧について-閲覧できるようにしました はコメントを受け付けていません

過去の学術大会の情報と受賞者一覧について-閲覧できるようにしました

学会ホームページ「学術大会・受賞者」にて、過去の学術大会の情報と受賞者一覧が閲覧できるようにしましたので、お知らせいたします。

2021年9月24日
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第38回 和漢医薬学会学術大会「市民公開講座」 はコメントを受け付けていません

第38回 和漢医薬学会学術大会「市民公開講座」

開催日:2021年9月4日 (土)〜9月12日(日)
講師佐々木 陽平 [金沢大学医薬保健研究域薬学系]

生薬の作り方 〜漢方薬の原料生薬はどのように作られるのでしょうか〜

講師 佐々木 陽平
[金沢大学医薬保健研究域薬学系]
要旨

漢方薬は,複数の生薬を配合したものを煎じた液,又はそれをエキス化したものです。皆さんはこれら原料生薬がどのように作られているかご存知でしょうか。収穫物を単に乾燥しただけではありません。生薬の薬効が最も発揮されるような加工法が開発されているのです。生薬の産地とは,原植物の栽培法と生薬への加工法が継承されているのです。現在,日本で使用される生薬の9割は海外からの輸入品です。つまり日本で生薬の生産技術があるのは1割ということになります。

漢方薬の配合生薬のレシピの多くは古代中国から伝来したものですから,原産地のほとんどは中国です。しかし江戸時代にかけて,私たちの先人は国産生薬の生産に取り組み,野生種由来の黄連や柴胡,栽培品由来の人参や芍薬の開発に成功しました。しかしこのような生薬も日本産の比率は年々減少傾向あります。今回は当帰を例に作り方の紹介をしたいと思います。

当帰はセリ科トウキ Angelica acutilobaの根に由来する生薬で,当帰芍薬散など重要な漢方処方に配合されています。トウキの収穫物は「ハサ掛け」と呼ばれる乾燥工程,および「湯もみ」という温湯に浸してのもみ洗い工程を経て生薬に調製されます。A. acutiloba は日本特産種であり,この加工方法は日本独自のものです。私たちの先人は大陸から導入された本草書の情報をもとに,山野から相当種を探し出し栽培化を試みました。選抜を繰り返した結果,日本の気候に適した生産方法が編み出されました。この生産技術の確立の過程は,当時の漢方の発展と併行しており,日本人の体質に適した当帰となりました。

中国産当帰の原植物はAngelica sinensisであり日本に自生していません。当時の日本では,麻黄のように中国産当帰を輸入し続けるという選択肢がありながらも日本で代用品を開発する選択をしました。トウキの栽培化はかなり以前より取り組まれ,準備が整っていたのかも知れません。現在,日本ではA. acutilobaの明らかな野生品が確認されておらず,当時,相当な苦労で選抜してきたことが想像できます。本講座を通じて,皆さんと国産生薬の重要性を共有することができたらと思います。
補足資料
 

2021年9月24日
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第2回和漢医薬学会若手研究者フォーラム 優秀発表賞・奨励賞の受賞者について はコメントを受け付けていません

第2回和漢医薬学会若手研究者フォーラム 優秀発表賞・奨励賞の受賞者について

2021年9月3日(金) にオンラインにて第2回和漢医薬学会若手研究者フォーラムが開催され、無事終了致しました。

ご登壇・ご参加頂いた皆さまに感謝申し上げます。

なお、厳正な審査の結果、優秀発表賞・奨励賞受賞者を以下の3名に決定致しましたので、お知らせいたします。

 

【優秀発表賞】

楊 熙蒙 先生 (富山大・和漢医薬学総合研究所・神経機能学)

小川 慶子 先生 (立命館大・薬・レギュラトリーサイエンス)

【奨励賞】

米田 太一 先生 (京都薬科大・薬・生薬学)

 

第2回和漢医薬学会若手研究者フォーラム

世話人