1.経緯
平成18年の法人に関する法律改正を受けて、多くの学会が一般社団法人化さらには公益社団法人化を終了している状況であることから、本和漢医薬学会においても平成25年度第二回理事会において、現在の任意団体から一般社団法人へ移行する案が提出されました。一般社団法人(非営利型)では、社会的信用力を得ることができるとともに、税制上の優遇措置を受けられます。平成26年度の理事会ではこの案件について慎重に審議し、平成26年5月に「一般社団法人(非営利型法人・共益的活動を目的とする)への移行」を進めることで意見が一致しました。その後、理事会では定款等について具体的に検討を重ね、平成26年8月30日開催の評議員会にて審議した結果、一般社団法人への移行並びに定款案が承認されました。さらに、同日、評議員会後に開催された総会において、本案件は最終的に承認されました。現在、理事会では平成27年7月1日の一般社団法人設立に向けて、細則の検討を行っています。
2.事業年度について
一般社団法人和漢医薬学会は事業年度を7月から翌6月とします。これは、例年8月末頃に開催する学術大会開催時にあわせて定時代議員総会を開き、会計について承認を得るためです。法人税の納税のためには、会計を承認いただくことが必要です。
3.会員について
現在任意団体である和漢医薬学会の会員は、特段の申し出がない限り、自動的に一般社団法人和漢医薬学会の会員資格を得るものとします。年会費は、それぞれの会員資格に応じて、これまでと同額を前納していただく予定です。
4.事業について
これまで行ってきた各種事業は、一般社団法人和漢医薬学会が引き継ぎます。
5.役員について
一般社団法人化後の代表理事(理事長)、理事及び監事については、現在の理事長、理事及び監事が継承することとします。
6.代議員について
一般社団法人設立時には、現在の任意団体の評議員が代議員に移行し、学会運営に携わることとします。その後は選挙にて代議員を選出いたします。
7.定款案について
定款案はこちらをご覧ください。